2013年1月、当時会社をやめたばかりの僕は、期限が切れかけていたパスポートを更新しに横浜のパスポートセンターへ。
パスポート受け取って、番号が確定したのでそのままネットで航空券とりました。バルセロナに2/7〜3/4で行ってきます。そこでは本の執筆をメインにやりつつ、息抜きに少しだけ観光もしつつ、もしiOSアプリつくってるような会社があれば就活もしてみようかと思っております。
— Shuichi Tsutsumi (@shu223) 2013年1月15日
ここがひとつのターニングポイントだったなと思います。ここから10年、実にいろんなことがありました。
ちょうど今ひさしぶりに海外に来ていて、おそらく今回の旅行で今の10年用パスポートともお別れということで、スタンプを眺めつつ振り返りをしてみようと思います。
2013年: 海外挑戦を開始
- スペインに約1ヶ月住んでみた
- はじめて英語でオンライン面接を受けたりもした
- セブ島に語学留学
- アメリカ × 2。行き先はマウンテンビュー。
**
自分の中でいろいろ「始まった」年でした。ただ、海外で働きたい志向についてはある程度満足してしまい、それよりももっと自分の技術と実績を磨かねば、と考えるように。
シリコンバレーの名だたる大手テック企業からスタートアップにいたるまでスカウトメールがじゃんじゃんきました。ぼくの実績はこっちでも通用するんだなと思いつつも、英語でのコミュニケーションがやっぱりまだ自信がなかったんです。プロダクトをつくる上では、チームで議論を突き詰めていかないといい仕事ができないので。
それで、まずはエンジニアとしてのスキルをもっと突き詰めて、世界のチームから「ちょっと英語ができなくても話したい」と思われる存在になりたいと思いました。なので、日本でエンジニアとしての技術と実績をもっと磨こうと思いました。
(インタビューより)
2014年: WWDC初参加
**
この年は日本でのフリーランス活動と書籍執筆に専念していたので、海外に行ったのはこの1回だけのようです。
2015年: フリーランスとして海外挑戦を再開
- WWDC15
- この年からチケットがあってもなくてもWWDC会期中は現地に行くようになった
- WWDC会期後に開催されたサンフランシスコのApple Watchハッカソンで受賞
- 初めてのリモート海外案件
- ハッカーパラダイスに参加し、ベルリンへ
- ベルリンでのハッカソンの話はマンガにしていただいた
**
この年の中盤あたりまでである程度日本でのフリーランス活動に手応えと満足感を感じ、今度はフリーランスとして「また海外挑戦してみよう」と方向転換した年でした。
続く
振り返ってたら自分でも懐かしくて過去記事を結構読み込んでしまい、時間かかってしまいそうなのでいったんここまで。
海外フリーランス案件をもっと獲得すべく海外カンファレンス登壇に乗り出し、しかしひょんなことからアメリカで就職する2016年〜につづく。