Gunosy さん主催、Freakout さん会場提供のイベント『Apple Watch meetup @ HillsGarage』に登壇させていただきました。
Apple Watch の機能として、友達と心拍を共有したり、手書きスケッチを共有したりといった「Digital Touch」というものがあるのですが、
WatchKit にこういうことをやる API はないので、サードパーティ製アプリで同様のことをやるにはどうするか、という内容です。
メッセージのやりとり、心拍数のやりとりは実際に試してなかなかいい感じになりました。
(受信側では送信者の心拍数の値と、それに応じてハートの画像が拡大縮小アニメーションします)
ボツネタ集
WatchKit、ご存知の通り現状ではできることがかなり限られているので、既出だったり、発表者同士でネタがかぶったり、ということを懸念して発表内容を考えるのにかなり悩みました。。以下その過程で出てきて消えたボツネタ集です。
- 心拍センサーについていろいろ調べてみる
現在のApple Watchにおける計測手法(センサのしくみ)とか、心拍数の値を使ったこういう応用事例(移動距離と組み合わせて坂道の角度を推定する研究があります、みたいな)とか
ボツ理由:専門ではないので、結局ググってわかる範囲のことしかわからない。あとニッチすぎる。
- Apple Watch の Service / Characteristic をリバースエンジニアリング
ボツ理由:リバースエンジニアリングはApple的に禁止されてて、100人のイベントでそういう話するのはよろしくないかなと。あとたぶん自分のリバースエンジニアリング力だと大して解明できなそう
- Apple Watchを開発ツールとして使う
Xcodeのプラグイン ↔ WatchKit Extension で通信して、開発中の何かの情報を Apple Watch に表示すると便利かなと。コード書き続けてる時間とか。
ボツ理由:Apple Watch間通信を試したあと、Apple Watch と Mac 間の通信としてやろうかなと思ってたけど、そこまでやる時間がなかった。
関連記事
- WatchKit もろもろ実機検証 - Over&Out その後
- WatchKit のカスタムUI実現方法のまとめ - Qiita
- WatchKitを実際にさわってみてわかったこと@iOSオールスターズ勉強会 #dotsios - Over&Out その後