昨日開催されたYahooさんのクリエイティブアワード贈賞式にて、なんと僕の個人名刺「しゃべる名刺」がグランプリをいただいてしまいました!
嬉しくてこんな記事書いてますが、僕は単に敬愛するねじさんに名刺制作を依頼した、というだけで、デザインはもちろんのこと、「しゃべる名刺」というアイデア、しゃべる内容とか含め、全部ねじさんの創造物です。アプリの実装は僕ですが、ねじさんに指示されるがままにつくっただけ。(というか、アプリ開発者の方々にはおわかりかと思いますが、「特定の箇所を押すと声を発する」というコードはHello World級の簡単さですらあります。)サイトはのびー(連名の藤澤 伸)作です。
発注の経緯は当時のブログにも書いてあります。
僕が何かクリエイティビティに貢献したとすると、僕がiOSに特化したエンジニアである、という点はあるかもしれません。器用でオールマイティーでフルスタックな方の名刺だと、「iPhoneに載せると声で自己紹介してくれるんですよー」といってもその表現の意味が半減したでしょうから。。
「しゃべる名刺」とは?
動画を見ていただくのがいちばんわかりやすいかと。
「しゃべる名刺」の効果
ねじさんに個人的に伝えたことはあるのですが、この名刺、僕の個人名刺としてまじで絶大な効果を発揮してくれています。あまり書く機会もないので、せっかくなのでここに書いておきたいと思います。
コミュニケーション下手をカバーしてくれる
まず、僕は日々黙々とプログラムを書くのが仕事なので、ご多分に漏れず、あんまり初対面の人とすぐに打ち解けたり、みたいなことは苦手です。で、そこでこの名刺がいい感じにアイスブレイクになります。
「このデジタルの時代に紙の名刺交換なんてナンセンスだ!」なんて声もありますが、僕はこの名刺でコミュニケーションの第一歩をだいぶ助けられてるので、名刺を家に忘れてしまったときなどは初対面の人と会うのが心もとないぐらいです。
あと、日本語しかしゃべりませんが、外国の方にもけっこうウケます。「名刺なんて出すの日本人だけだよねー」というムードがありますが、僕は海外にいったときもよくこの名刺にお世話になってます。「どんなセンサーが入ってるんだ?」みたいにまじまじと名刺を見られることもあります。
多くの名刺に埋もれてもOK
懇親会とかカンファレンスとかで多くの人に会って家に帰って名刺を整理してると、誰が誰だかわからなくなるのが常だと思いますが、僕の名刺はアイコンサイズの穴が開いてるので、多くの名刺に埋もれても、少なくとも「この人はiOSエンジニアだったな」ということぐらいは思い出してもらえるのかなと。
自分がリーチできない層にリーチする
僕のメディアたるこのブログは基本的にiOSエンジニアの方々にしかリーチしないのですが、この名刺のおかげで、デザイナーや企画の方々にも知っていただけたり、つながりができたりすることがよくあります。これは名刺にクリエイティブそのものによるメリットというより、ねじさんのデザイナー・企画者としての知名度によるところも大きいですが。。
フリーランスエンジニア堤について
アワード受賞経由で初めてこのブログに行き着いた方も多いと思うので、ちょっと宣伝的なことも書いておこうと思います。
直近のお仕事のまとめ。最近はWHILL, MoffなどBLEで外部デバイスと連携するiOSアプリを中心に手がけています。
GitHubにいろいろとソースコードを置いています。Trendingで1位、つまりオープンソース世界一になった(といっても過言ではない)リポジトリを3つ保有しています。
経歴等(LinkeInのプロフィール)
こんな素晴らしい賞をありがとうございました!!今後共フリーランスのiOSエンジニア堤をよろしくお願い致します!!!!