AIで人やペットを認識して自動で動画を撮影開始/停止するアプリ「TOTOC」をリリースしました🎉
置いておくだけで動画を「撮っとく」ことができるという意味で、TOTOC(トットク)という名前にしました。
子供が突然やる仕草やおしゃべり、撮りたいと思ってカメラをかまえても大抵もう遅いので、いっそのことカメラを置きっぱなしにして全部撮っておきたいな〜と思ったのが着想のきっかけです。
アプリのポイント
撮影中にもどんな動画が撮れたか確認できる
撮れた動画が画面内にポンポンと出てきて、録画中にもそのままプレビューできます(下の方の丸アイコン群がそれ)
20倍速再生でサクサク管理
撮れた動画は撮影ごとにまとめられてライブラリに格納されます。
1回の撮影で数十の動画が撮れることもあります。この画面では、撮れた動画を最大20倍速で連続再生でき、削除・保存・共有といった管理をサクサク行えます。
オンデバイス処理/オフライン利用
処理はすべて「オンデバイス」で(iPhone上で)行っています。撮れた動画はどこにも送られないのでご安心を。当然オフラインで利用可能です。
無料
無料で使用できます。ダウンロードはこちらからどうぞ:
apps.apple.com何であって、何でないのか?
上記のようなアプリですというと、「監視」「見守り」用途を思い浮かべる方は多いと思います。
実際のところ、監視・見守り分野において、なにかを認識して、それに応じて通知やアラートを発するという発想はめちゃくちゃ普通です。そういうアプリや製品は山程あります。
しかし、
子供が突然やる仕草やおしゃべり、撮りたいと思ってカメラをかまえても大抵もう遅いので、いっそのことカメラを置きっぱなしにして全部撮っておきたいな〜と思ったのが着想のきっかけ
この用途で使えるアプリや製品で探すと、見当たらなかった。
・・・ので、作りました。
監視・見守り用ではなく、思い出としての動画撮影用です。
そういうわけで、通知やモニタリング機能は実装していません。
そういうわけで、こういうUIを実装しました。
撮れた動画が画面内にポンポンと出てきて、録画中にもそのままプレビューできます(下の方の丸アイコン群がそれ)
カメラを仕掛けてる間、どんなのが撮れてるかな〜と気になる → 撮影は止めずに確認できたら嬉しい
という発想です。
(このあたりのUIデザインの進め方についてはこちらの記事にも書きました)
あと、これも、
1回の撮影で数十の動画が撮れることもあります。この画面では、撮れた動画を最大20倍速で連続再生でき、削除・保存・共有といった管理をサクサク行えます。
撮れた動画の中には嬉しいものも、いらないものもある。たとえば自宅のリビングでTOTOCを仕掛けておくと、上述のような三輪車のシーンを撮れることもあれば、自分がTシャツ+パンツでうろつく姿も混じってきます。前者の動画は保存したいし、後者の動画は要りません。
そういう選別をするために、このような20倍速+連続再生が必要になりました。逆に、監視・見守り用途であればこういうUI/UXにはならないでしょう。
具体的にどんなときに嬉しいのか?
自分でドッグフーディングしていて、こういうときに「作ってよかった〜」となりました。
子供が3歳の誕生日におばあちゃんから三輪車をもらった。その三輪車に乗って家の中を初めて走る姿が撮れた。後ろの棒を僕が押してあげてるので、これはカメラを構えていたら撮れなかった動画。
朝、子供がなかなか起きないのでTOTOCをしかけておいたら、目が覚めてぐずってパパ〜と呼ぶまでの貴重なシーンが撮れた。
子供がいるとTOTOC仕掛けるたびに良いシーンが撮れます。
ダウンロードはこちらから
あらためて、気になった方はこちらからどうぞ!
apps.apple.com