いまスペインのバルセロナにおります。
(Airbnbで借りたアパートからの風景)
今回は就職活動が目的ではないのですが、LinkedInでバルセロナにオフィスがある会社のiOSアプリ開発者の求人を見つけたので、申し込んでみました。
で、初めて海外の会社のSkype面接を受けたので、そのメモを残しておきます。
※なぜスペインにいるの?というあたりの経緯はこちらをご参照ください
経緯
冒頭にさらっと書きましたが、Skype面接を受けるまでの経緯は
- LinkedInで3件ほど「バルセロナの会社で、かつiOS開発者を募集している」求人を見つけて、申し込む
- うち1件は速攻で返信がきて落ちる
- 数時間後もう1件の担当者からメールがあり、スカイプ面接の打診を受ける
- すぐに提示された日程の中で一番早い時間を指定してOKの返信をする
という感じです。申し込み〜実際の面接まで30時間ぐらい。ちなみにもう1件は今のところ返信がありません。
自分の英語力
こちらの記事で書かれているところの、レベル3ぐらいです。「技術ブログや技術書も頑張れば読める」けど、英語でプレゼンするとか、講演を聞くとかは無理。飛行機や空港の機内放送も全然聴き取れません。
最近英語でメールのやりとりをする機会がたびたびあり(たとえば今回のSkype面接の件とか)、以前は30分かかって書いていた返信を、10分ぐらいで書けるようにはなりましたが、まだまだリアルタイムで英語が出てくるにはほど遠い感じです。
準備したこと
下記事項については、言いたいことを英文にしておきました。自己紹介は言葉に出して練習もしました。
- 自己紹介
- 志望理由
- いつから来れるか?
- 自分の作品(アプリ)の紹介
本番!!
指定の時間の5分前にSkypeの連絡先追加のリクエストがあり、時間ぴったりにCallが来ました。
で、結果的には、自己紹介すらする機会もなく、「"working permit"(就労ビザ)はあるか?」「ありません」というでいきなり「おお、それは厳しいね」という話になってしまい、5分ちょいで面接は終了。
英語力の観点からの反省
自己紹介もできない、たった5分のわずかな時間でしたが、自分の英語力の低さを痛感するには十分でした。
まず、5単語ぐらいまでの短い文なら聴き取れるものの、相手がちゃんと話し出すとまったく聴き取れません。
で、「ちょっと待ってください」「もうちょっとゆっくり話してください」とか、そういう言葉がパッと出てこないのでそのまま聞いちゃったりして、さらに「今の質問はこういうことでしょうか」といった言葉も出てこず、憶測で(志望動機かな・・・?)と思って用意してあった志望動機を話してみたら相手が「・・・・・・・・(テンション下がった感じで)OK, (話題が変わる)」となって違ったっぽかったりして痛々しかったです。
Speaking力はListening力にも繋がるのだなぁと。
Working Permitの話は、実は以前にメールのやりとりでそういう話があったので、詳細はやはり聴き取れないものの、「あ、就労ビザがないから厳しい、という展開か」ということは予測したうえで理解することができました。やはり相手の話への相づち的な言葉が出てこずThank you Thank youばっかり言ってましたが。。(←相手が申し訳なさそうに話してるので、ご配慮ありがとうございます、なニュアンスで言ってるつもり)
今後の海外就職に関する展望
以前にイギリスの会社で働いている方を紹介していただいてメールのやりとりをしたときも、最初に就労ビザの話になって終了、ということがありました。アメリカのビザが厳しいという話もよく聞くので、EU圏やアメリカでの就職に関していえば、英語力の問題を克服できたとしても、ずっと今回のように就労ビザの壁はついてまわりそうです。
ただ、そもそも自分にとっての海外就職は、「いろんな場所でいろんな人と仕事したい」という目的があって、そのための修行としてちゃんと一度は海外の会社に就職した方がいいだろう、という順番なので、まずはこのクソ過ぎる英語力をなんとかすれば本来の目的には近づけるのかもしれません。
たとえば、最近知り合った方の話で「海外の友人と組んでサービスを作っていて、海外のファンドからオファーを受けた、アメリカにオフィスを持つことも打診された」という話を聞きました。ものづくりに精を出していたら海外に行くことになった、というのはクリエイターとしては一番理想的な展開のように思います。(この方は海外に行きたくてそうしてたわけではありませんが。)
何はともあれ英語がなんとかなればもっと人生楽しくなりそうなので、なんとかしようと思います。